フレーミング・リップス、新作『The Terror』のモチーフは絶望だと語る

フレーミング・リップス、新作『The Terror』のモチーフは絶望だと語る

ザ・フレーミング・リップスはバンドにとって13枚目のアルバムとなる『The Terror』の詳細について明らかにした。

4月1日にリリース予定の新作はプロデューサーにデイヴ・フリッドマンを迎えていて、ニューヨーク州のターボックス・スタジオでレコーディングされた作品となる。ウェイン・コインは次のように作品を解説している。

「新作はオリジナル楽曲9曲からなっていて、どの曲もこれまでの作品と較べると暗い色合いを帯びていて、歌詞的にも人が予想している以上に内省的なものになっているんだけど、実はそんなことはないのかもしれない」

「今度の作品『The Terror』――なぜ今回俺たちはこんな荒涼として耳障りなレコードを作ったのか? 俺としてはそんな答えなど知りたくないところだが、次のようなことなんだ。それは俺たちが絶望的な状態になっていて、世の中には救いようのないこともあると受け入れることで、すっかり憔悴してしまっていたということ。あるいは、ある部分ではもう希望というものを捨てることで、別の部分で希望を育めるようにしたということか? 場合によってはこれが答えの始まりなのかもしれない」

また、バンドはアルバムには収録されない"Sun Blows Up Today"を2月3日にリリースする。さらにアルバム・リリース後の5月30日と31日にバンドはロンドンのラウンドハウスでライヴを行うと発表している。

"Sun Blows Up Today"のLyric Videoはこちらから。

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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