ジョニー・マー、ザ・スミス解散後の最初の活動としてポール・マッカートニーとセッションをしたことを明かす

ジョニー・マー、ザ・スミス解散後の最初の活動としてポール・マッカートニーとセッションをしたことを明かす

ジョニー・マーは1987年にザ・スミスが解散した直後にポール・マッカートニーとセッションを行っていたことを明らかにしている。

ザ・スミスを脱退した後、ジョニーはしばらくセッション・ギタリストとして積極的に活動したが、この時期にジョニーにはポールからも声がかかり、おそらくポールは自分に探りを入れてきていたのだろうとカルチャー・サイトのジ・オートジュビレイターに次のように語っている。

「いわゆるレコーディング・セッションはやらなかったけど、1日8時間から9時間くらいみっちり一緒に演奏するということはやったよ。とにかくひたすらなんでも弾いてみるということをやって、力を入れてかなりラウドに演奏したんだよ。というわけで、当たり前だけど、これがほんと楽しくてね。ポールはかなりの弾き手だったよ!」

「ベースも上手いし、それを弾きながら歌っている歌がかなり上手いよね。あれはほんと楽しかったなあ。ザ・スミスが終わってからは、あれがまず最初にやったことだったんじゃないのかな。それからも何度かポールには会ってるけど。一緒の演奏はその後はやってないね。でも、ポールはいつも親しくしてくれるし、すごくやさしくしてくれるよ」

一緒に演奏した曲などについては次のように説明している。

「一緒には"アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア"もやったし、"トゥウェンティ・フライト・ロック"や"トゥッティ・フルッティ"もやったし。ぜひにとお願いして、"今日の誓い"もやってもらったんだ。あと、ウィングスのものもやったよね。"シー・ムーン"とかよく憶えてるな。あれは楽しかったな。ポールと一緒に"アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア"のハーモニーとか歌っちゃってるんだから、最高だったよ。ぼくもまだ23歳とか、24歳くらいだったからね」

「多分、ポールはぼくがどんなもんかと探りを入れてたんだと思うよ、ぼくのやってきたことを気に入ってくれてたようだから。ザ・スミスでは『ザ・クイーン・イズ・デッド』でリンダ(・マッカートニー)に演奏と歌を提供してもらえないかと打診してて、これは残念ながら実現しなかったんだけど、だけど、ポールはぼくたちのやってたことを知ってたはずなんだ。ぼくの演奏の仕方を気に入ってくれてたみたいだったから、それは嬉しかったよ」

その後、ポールは1989年にエルヴィス・コステロとコラボレーションを重ねた『フラワーズ・イン・ザ・ダート』をリリースしている。

なお、ポールは昨年の『キッス・オン・ザ・ボトム』に続くソロ作品の制作に取りかかっていることをBBCに明らかにしていて、ロンドンのエアー・スタジオでマーク・ロンソン、イーサン・ジョンズ、ポール・エプワースなどのプロデューサーと作業を進めているという。ここ10年で最大のヒットを飛ばしたプロデューサーらを起用していることについてポールは次のように語っている。

「みんなすごい人たちで、みんなの作品はもちろんぼくも大好きなんだけど、どういうことかというと、この人たちの作品はすべて全部好きだとわかったっていうことなんだよ」

アルバムのレコーディングは夏までには終わるのではないかとみられている。

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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