現在発売中のbridge VOL.75において、BUCK-TICKの今井寿が半生を語った2万字インタヴューが掲載されている。幼少期の思い出からBUCK-TICK黎明期の記憶まで、才気溢れるギタリストのパーソナリティーがわかる貴重な記事だ。
「従兄弟で同い年の女の子がいて、そこんちに遊びに行った時に、スカートになぜか興味を持って、で、穿いてその家の庭で遊んでたりとかして。でまあそんなことがあって、18、19ぐらいになって、ステージ衣装で友達にスカートを作ってもらって。それをやってる時に、その頃の記憶が出てきて、『あれ?』っていう」
「櫻井さんは就職して、で、ユータもヒデも1個下だから、まあそれで終わるんだろうなあくらいの感じで始めてたら、だんだんだんだん『あれ? 結構本気なのかな』っていう空気感になってきて。だから、知らないうちに、これでちゃんとバンドが組めたなっていうか、そういう感じです」
ちなみに同誌の前々号では櫻井敦司の2万字インタヴューも掲載されている。それぞれを読み比べてみると、BUCK-TICKヒストリーが、また違った形でより立体的に浮かび上がってくるだろう。

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