リンキンのチェスター・ベニントン、ストーン・テンプル・パイロッツで新曲をさらに作っていくと語る
2013.06.03 20:00
5月18日にリンキン・パークのチェスター・ベニントンを新ヴォーカルに迎えたライヴを決行し、翌19日にはチェスターと制作した新曲"Out of Time"を公開したストーン・テンプル・パイロッツだが、チェスターはストーン・テンプル・パイロッツと共にたくさんの音を作っていくつもりだとその抱負を語っている。
今年の2月に入ってバンドはオリジナル・メンバーでヴォーカルのスコット・ウェイランドをクビにしたと発表しているが、今回加入が明らかになったチェスターは『ローリング・ストーン』誌に近いうちスタジオ入りして新しい音楽を作っていくことになると次のように語っている。
「今はまだレーベルがない状態なんだ。つまり、やることすべて自力でやらなきゃならないから、制作も1曲ずつやっていきたいんだよ。
いきなりアルバムを制作していくようなことになったらそれはそれで嬉しいけど、現実としては、音楽を作って、たくさん作っても、シングルを1枚ずつしかリリースできない立場に置かれているわけで、だから、世に打って出てみんなが本当に欲しがっている形で音を提供していきたいと思ってるんだ。
すごく励みになる環境に置かれていると思うし、俺たちが考えていることはとにかくライヴをやっていくことで、このバンドの遺産にふさわしいだけの偉大さを取り戻し、ファンが感じているだけの偉大さも取り戻し、そして、その後このバンドに見合うレヴェルの新しい作品を書いていくということなんだ」
また、ストーン・テンプル・パイロッツへの加入についてチェスターは先に次のようにその心境を語っていた。
「どんなバンドにもその独特なノリっていうものがあるんだよ。ストーン・テンプル・パイロッツがやってることはもっと艶やかで、クラシック・ロック的なフィーリングが伴ったものなんだよね。その一方でリンキン・パークっていうのはものすごくモダンで、テクノロジーもがんがん導入するタイプのバンドなんだ。でも、俺はストーン・テンプル・パイロッツを聴いて育ったわけだからね。この話を受けた時には、どうするかなんて考えるまでもなかったよ」
"Out of Time"を聴くにはこちらから→
http://soundcloud.com/stpsoundcloud/out-of-time/s-troYY
(c) NME.COM / IPC Media 2013