5月20日に他界したザ・ドアーズのレイ・マンザレクを悼んでオリジナル・メンバーのロビー・クリーガーとジョン・デンスモアは追悼ライヴを行う可能性があると明らかにしている。ジョンは『ローリング・ストーン』誌の取材に応えて、ロビーとのライヴの構想を次のように語っている。
「ウィスキーとかウィルターンなどの店でドアーズの曲をやろうぜって声をかけたんだよ。LAには知り合いでドアーズが大好きで敬ってくれている腕の立つミュージシャンなんかいくらでもいるんだからってね。そうやって仲直りをさせてくれよってね」
レイとロビーはここ10年以上、ドアーズの作品をライヴで再現するツアー活動を続けてきていたが、ジョンはこれに参加せず、さらにドアーズという名称の使用に関して訴訟に訴えるなどして、レイとロビーと長く対立を続けてきたことで知られている。
ジョンはこの争いの顚末を今年に入って刊行した著書『The Doors: Unhinged』でも詳細に説明している。
ただ、レイの死の数か月前に言葉を交わしたことを次のようにも語っている。
「身内の間じゃ数年前からレイががんに罹っていることは知られていたんだよ。その後、容体がひどくなったという話を聞いて電話をかけたんだよね。そうしたらお祈りをありがとうって言ってくれてね、それから抗がん剤治療はクソだって言ってたね。でも、いがみ合いをやめることができて、助かったよ」
レイの死後にはグリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロングや元ガンズ・アンド・ローゼズのスラッシュ、元ニルヴァーナのクリス・ノヴォゼリックなど多数のミュージシャンらがツイートで追悼したが、スラッシュは「俺にとってドアーズはLAサウンドを体現しているんだよ。(子供の頃)イギリスからアメリカに引っ越した時、最初に聴いたバンドがドアーズの"ハートに火をつけて"だったんだ。決して忘れないよ」とレイを偲び、クリスは「レイ・マンザレク、素晴らしい音楽をありがとう!」とツイートしていた。
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