カニエ・ウェストは7月19日にロスアンジェルスのLAX空港でまたしても自分を待ち構えて挑発してきたパパラッチ・カメラマンを追い回し、今回は暴行を働いた容疑を問われている。

この時の様子は現場にいたほかのカメラマンらによって動画に収められているが、問題のカメラマンにカニエが摑みかかった後、カニエはカメラマンのカメラを取り上げようとしたため強盗未遂の容疑を問われていると警察は明らかにしたとTMZは伝えている。

事件は強盗殺人課が捜査にあたることになり、現時点で捜査令状を準備中で、ロスアンジェルス地方検察局へ立件に向けて書類送検されると関係者が明らかにしているという。

なお、問題のカメラマンは被害を警察に申し立てていて、警察の事情聴取を受けた被害者は確かに事件で怪我を負っていると警察関係者がTMZに明らかしているという。警察としては、暴行罪ではなく強盗未遂罪として検察に送検する予定だという。警察では最も罪の重い容疑で立件していくことが通常の捜査手続きの流れになっているという。

なお、カニエは5月にもロスアンジェルスで交際相手のキム・カーダシアンと歩いていたところをパパラッチに待機され一騒動起こしたが、この時はうつむいて歩いていたため標識に思いっきり頭からぶつかるという醜態をさらしてしまったところを報道されている。その後、キムをいったん店に送ってから、カニエは激昂して『俺の写真を撮ってんじゃねえ!』と絶叫しながらパパラッチらを追い回していた。

カメラマンと取っ組み合うカニエの動画はこちらから→
http://www.tmz.com/videos/0_yzmcgvcj/