7月にロサンジェルスのLAX空港でパパラッチ・カメラマンと揉み合いになり、暴行を問われていたカニエ・ウェストだが、被害を受けたというカメラマンから民事訴訟を起こされることが明らかになっている。
この時の様子は現場にいた他のカメラマンらによって動画に収められゴシップ・サイトのTMZでも報じられたが、挑発的な言葉を投げかけてきた問題のカメラマンにカニエは摑みかかった後、カニエはカメラマンのヴィデオ・カメラを取り上げようとして揉み合いになった。
ロサンジェルス地方検察局はその後この事件についてカニエを暴行罪で立件するべきか検分を進めていたが、その後地検は立件を見送っている。検察や警察もおそらくカメラマンの通報によって動いていたと思われるが、カメラマン側はここにきて辣腕弁護士グロリア・オールレッドに事件の処理を託したことを明らかにしていて、民事訴訟に訴える構えだと『ハリウッド・リポーター』誌が伝えている。
オールレッドはカメラマンの弁護士としてその声明文の中で「このパパラッチに対してカニエ・ウェストが働いた暴行について一部の有名人が擁護している事実を強く批判します」とセレブ批判も繰り広げている。