スヌーピーやチャーリー・ブラウンなどのキャラクターで有名なアメリカの漫画『ピーナッツ』とその吹き出しの中にザ・スミスの歌詞を融合させたブログ、ディス・チャーミング・チャーリー。ここにきて、ザ・スミスの作品を管理するユニバーサル・ミュージックのクレームにしたがって作品の削除を始めたことが話題を呼んでいる。
しかし、モリッシーのファン・サイト「トゥルー・トゥ・ユー」では、モリッシーがこの措置に関与していないことを明らかにしていて、「削除要請に一切口を挟んでいない」とモリッシーの代理人が報告している。「むしろピーナッツの漫画にモリッシーとスミスの歌詞を使っているのを、モリッシーはとても喜んでいるのと同時に光栄にも思っていまして、ぜひ作品が残されるように望んでいます」とのことだ。
ただ、このブログの作者であるローレン・ロプレートはその後著作権法を精査したところ、ブログでのスミスの歌詞の使用は特に著作権侵害に当たらないと判明したため、その後、削除を撤回したという。
なお、出版が二転三転したモリッシーの自伝だが、ヨーロッパでは10月17日にペンギン・クラシックから出版されることがあらためて決定したという。これまでこの本は古典的名作シリーズに当たる「クラシック」に新刊本を含めていいのかどうかでもめていた経緯があった。
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