リアーナのDV事件で保護観察中のクリス・ブラウン、男性を殴打して逮捕される

リアーナのDV事件で保護観察中のクリス・ブラウン、男性を殴打して逮捕される

クリス・ブラウンは10月28日にワシントンDCで男性に暴行をはたらいた罪で、先日身柄が拘置されたと伝えられている。

ゴシップ・サイトのTMZによれば、クリスは同日未明にワシントンDCのWホテルの外でこの男性と言い争いになり、顔を殴りつけたという。なお、男性はその後クリスに殴り返すようなことはしなかったと、TMZに事件の様子を伝えた情報筋は語っているという。

クリスは事件当時、ボディガードと一緒にいて、このボディガードも同時に逮捕されている。クリスはこの前日ワシントンDCのナイトクラブでパーティを主催していたが、逮捕された時にクリスはアルコールや薬物の影響下にはなかったことが明らかになっている。殴打された男性はワシントンDCの病院で治療を受けているという。

クリスは2009年に当時交際していたリアーナを殴打するDV事件で逮捕されていて、現在も保護観察下に置かれているため、今回の事件が保護観察違反に問われた場合、最高で4年の実刑処分も考えられるという。ただ、暴行を受けた男性がクリスの訴追を望むかどうかはまだ明らかになっていないという。

DV事件以降、一挙手一投足が批判の的となってきたクリスだが、現在6枚目のアルバム『X』を準備していて、今年中にリリースするとされている。ただ、クリスはこれが最後のアルバムになるともほのめかしていて、ツイッターで「メインストリーム・アメリカへ、もう心配しなくていいよ。今度のアルバム『X』以降はこれが最後になるだろうから」と宣言している。アルバムにはディプロやケンドリック・ラマーらの参加が伝えられている。

(c) NME.COM / IPC Media 2013
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