U2が新曲“Ordinary Love”のリリック・ビデオを公開した。バンドのフェイス・ブックで公開された同ナンバーはU2にとって2009年の『ノー・ライン・オン・ザ・ホライゾン』以来の新音源となる。

“Ordinary Love”はネルソン・マンデラの伝記映画『Mandela: Long Walk To Freedom』に提供されたナンバーで、11月29日に開催されるレコード・ストア・デイのスピンオフ・イヴェント「ブラック・フライデー」の一貫として、同じく『Mandela: Long Walk To Freedom』提供ナンバーの"Breath"と共に限定10インチ・アナログ盤としてリリースされる。

音楽情報サイトの「モダン・ヴァイナイル」によれば、限定1万プレスのみのリリースになるという。

"Ordinary Love"のリリック・ビデオはこちらから。
https://www.facebook.com/u2

また、U2のニュー・アルバムは2014年4月にリリースされる可能性が報じられている。

『ビルボード』誌は、U2は来年2月に開催されるスーパー・ボウルでU2がニュー・アルバムのリリースについて発表するのではないかと報じている。なお、リリース日程が2014年4月という情報はU2のマネージャーのポール・マクギネスから伝えられたものだという。

アイルランドのラジオ局の番組に出演した際にニュー・アルバムについて訊かれたアダム・クレイトンは、2009年の『ノー・ライン・オン・ザ・ホライゾン』以来となる新作を11月末までに仕上げるつもりだと先頃明らかにしていて、クリスマス前に「絶対的にこれだ」というところまで仕上げるつもりでいると語っていた。

「俺としては昔のU2みたいな感じだと思うけど、そこに成熟さというのかな、ここ10年くらいのU2も加わっているっていう感じだと思うんだ。その二つの組み合わせになっていて、すごくおもしろいハイブリッドになってるんだよ」と新作のサウンドについて語っており、リリースの目途については「今まさにスタジオに入ってるところなんだ。12曲を絶対的にこれだというところまで11月末までに仕上げたいと思ってるんだ。そうすればクリスマスも楽しめるかなっていうね」