ブラック・サバスのギーザー・バトラー、トニー・アイオミの癌を知って曲を書いたと明かす

ブラック・サバスのギーザー・バトラー、トニー・アイオミの癌を知って曲を書いたと明かす

ブラック・サバスのギーザー・バトラーはトニー・アイオミが癌であると診断された時にそれについての曲を書いていたことを明らかにしている。

トニーは2011年にブラック・サバス再結成を発表し、ロサンジェルスでレコーディングに入った後にリンパ腺腫瘍を発症していることが明らかになったが、ギーザーはこの時のことに触発されて、"Hanging By A Thread(糸でかろうじてぶら下がっている)"という曲の歌詞を書き上げたというが、『リヴォルヴァー』誌に次のように語っている。

「それは死についての歌で、最後の一呼吸をして、自分の魂を受け渡すという内容の曲になってるんだ。でも、曲は結局は『13』には含まれなかったし、仕上げることもなかったんだよ」

ただ、ギーザーとしてはかつてオジー・オズボーンの後任としてヴォーカルを務めたロニー・ジェイムス・ディオも2010年にがんで亡くなったこともあったので最悪の事態を恐れていたと次のように語っている。

「トニーが回復するかどうかなんてことはわからない話だったからね。特にロニーがあんなに早く逝っちゃったとなるとさ。ロニーは癌だと診断されてから半年後には亡くなってたからね」

なお、ブラック・サバスは『クラシック・ロック』誌が主催するクラシック・ロック名誉表彰賞でアルバム『13』とそのツアーを評価され、最優秀作品賞、最優秀イヴェント賞、生きる伝説賞の三つの部門で賞を受賞した。
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