ローリング・ストーンズのミックとキースが10代で再会した駅が史跡に指定される

ローリング・ストーンズのミックとキースが10代で再会した駅が史跡に指定される

ザ・ローリング・ストーンズのキース・リチャーズとミック・ジャガーが青年期に再会した場所が歴史的史跡として銘板で明示されることになったという。

キースとミックは元々ロンドン郊外のケント州ダートフォードの幼馴染でウェントワース小学校の同級生だったが、その後、ジャガー家が引っ越したため、学校も変わることになり、さらにミックは進学校に進んでそれっきりになっていた。

その後10代になってから、キースがギターを抱えてロンドンにあるシドカップ美術専門学校への通学のためダートフォード駅にいたところ、偶然、ミックと再会。ミックは名門大学ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスへの通学途中で、イギリスでは入手しにくいチェス・レコードのアルバムを数枚小脇に抱えていたといい、それが目についてキースはミックに声をかけたという。その翌年、二人はザ・ローリング・ストーンズを結成することになった。

ダートフォード市議会議長のジェレミー・カイトは今回、この駅が史跡として認められたことを次のように語っている。
「ここで運命が決まったのであり、二人は一緒に自分たちの音楽を演奏してみることを話し合ったのです。その後、二人はバンドを結成し、ブライアン・ジョーンズをバンドに加え、その後については歴史の通りです」

なお、ザ・ローリング・ストーンズは先週2014年の世界ツアー、14・オン・ファイアー・ツアーの詳細を明らかにしていて、アラブ首長国連邦、日本、マカオ、オーストラリア、ニュージーランドでそれぞれ公演が行われることが発表されている。ツアーには69年から74年までストーンズに参加していたミック・テイラーもゲストとして同行する。

(c) NME.COM / IPC Media 2013
公式SNSアカウントをフォローする
フォローする