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総合プロデューサー・渋谷による「昨日彼らは『明日の俺らはやり逃げですから』と言ってくれました! 意味が分かりません!」という紹介に続いて登場した4人は、岸田が着物、クリストファーがタキシード、佐藤は途中からアフロのヅラ、そしてなぜか達身だけごく普通の格好。フェスらしさの一段増した佇まいに、満員の開場は一気に温度を上げる。今日の1曲目はいきなり“東京”! クリストファー加入後、ダイナミズムが破格に増して後の“東京”は、正直凄すぎる。この曲がこんなスケールのデカい世界を内側に秘めているなんて、98年に初めて聴いたときには想像もできなかった。続くまだ歌詞もない新曲も、バンドのダイナミズムを最大限に押し出した曲。「うっす! 楽しんでますかあ?! 大晦日で……良かったです!」という岸田に続いて、「ろっくんろーるハ好キデスカ? 私モデス! 私モデス!」というクリストファーのMCから、“ロックンロール”。“すけべな女の子”“GO BACK TO CHINA”のうねりながら持ってく感じも以前とは迫力がまったく違う! クリストファーの「HERE WE GO,ROCK AND ROLL!」(と聞こえた)というシャウトに続いての最終曲“HOW TO GO”。サビでの「HOW TO PLAY GUITAR~」というパートだけ、岸田の背後でクリストファーが叫ぶように歌っているのが、ステージ横のヴィジョンに映ってはっきり見えた。彼らは、幾多の困難を越えて、そんな力強い絆と音楽的な結実に至っているのだ。2003年最終日、感動的な幕開けだった。(小杉俊介)
エレカシを観に来ました。子供が眠くならなければ
カウントダウンまでいようと思います
“ワンダーフォーゲル”に歓喜!