とてもとても残念だ。ドレスコーズが現メンバーでの活動を終えることが、『Hippies E.P.』リリースとなる本日、発表された。《大事にするよ、いつか消えてしまうけど》とか《こわくないよ、幸せって終わるけど》とか、“ヒッピーズ”にはその予兆のような言葉が美しいメロディにのって繰り返し歌われていてせつない。そして極めつけの、《ぼくを汚してよ》という、特異のフレーズ……。 これから、12月10日にリリースが予定されていたアルバムのレコーディングも、ツアーも、志磨はひとりでなんらかの形で行うそうだ。 それぞれが魅力的な個性を持つ非凡4人が集まった、可能性の塊みたいなバンド、ドレスコーズ。それだけに、ひとつの形を与えることがどれほどむつかしいことかは、2年前に初めてメンバー全員インタビューをした時からわかっていた。何よりもメンバー自身が実感していた。だからこそ毎回、新しい音源が届くことに、そしてライブのたびに、はらはらドキドキしていた。こ
の結論をすごくすごくすごく残念だとは思うが、心のどこかで覚悟していたような気もする。そして、志磨遼平の表現というのは常にこんなふうに先が全くわからない、ということも。 思いは複雑だが、今は『Hippies E.P.』にゆっくり向きあおうと思う。 こちらは、4人の初インタビューの時のブログ写真。 http://ro69.jp/blog/japan/67583
そして“Ghost”のPV。(井上)
ドレスコーズ、この4人の活動が最後だなんて…
2014.09.24 17:01