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    映画『忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー The FILM ~#入門編~』を観ました

    映画『忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー The FILM ~#入門編~』を観ました

    このRO69でも、ニュースのコーナーなどでたびたび取り上げられていますが(これとか → http://ro69.jp/news/detail/114111 )、映画『忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー The FILM ~#1 入門編~』、試写に行ってきました。


    めっちゃ堪能しました。
    以下ちょっと箇条書き。


    ・音がいい!
    昔の映像とか、本来ならしょぼい録音しか残っていなかったはずなのに。この作品を作るにあたって、今の技術でもって相当手間ひまと情熱を注ぎ込んだと思われます。


    ・編集がいい!
    こういう、ある種、ヒストリーもの的な意味合いも持ってしまうライヴ作品の場合、膨大なアーカイヴの中からなぜこれを選んだのかとか、編集のしかたとか、構成のしかた、MCの使っている箇所などなど、自分がそのアーティストに思い入れがあればあるほど、些細なとこでも気になって、「これ違う」とか「これなし」とか言いたくなるものですが、そういうの全然ありませんでした。
    私などよりよっぽど忌野清志郎愛の深い人たちによって作られていることがよくわかります。


    ・貴重映像あり!
    もちろん観たことある映像もありますが、「こんなのどこにあったんだ」という映像もあり。


    ・選曲に関しては・・・
    この映画、タイトルに『~#1 入門編~』と付いております。で、選曲も、わりとそのとおりです。
    なので、「あのバンドでやってた頃の映像は入れなかったの?」とか「あの時期のライヴはなしなの?」とか思いつつ観ていたのですが、途中で、「あ、そうか、これ、入門編だからか。なるほど」と納得しました。
    「#2」以降で、そういうのもいろいろ出てくるのも、期待します。


    あと、こういう作品の楽しみ方として、若い頃の映像を観て「わっかー!」とか「なつかしー!」とか言って盛り上がる、というの、ありますが、この映画の場合、清志郎以外にもそれがあります。
    チャボさん。80年代前半のライヴ映像と2008年のライヴ映像で、ルックスがほぼ変わらない。
    いや、そんなこと前から知ってたつもりでしたが、こうして改めて観ると、度肝をぬかれます。


    一般公開は2015年2月10日(火)ですが、学生限定試写会とか、クリスマスイブ先行上映とか、いろいろあり。
    詳しくはこちらを。 http://www.kiyoshiro-film.com/


    (兵庫)
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