報道の時点で『アウトレイジ』を超えていましたが、現在は『アウトレイジ ビヨンド』も超えるほどの勢いだそうです。ちなみに北野武監督の映画で過去に動員100万人を超えたのは、『座頭市』と『アウトレイジ ビヨンド』の2作品。 「娯楽映画」を描くということに今こそ正面から向き合った結果が、ひとつの「現象」にまでなっているのだと思う。
我々の編集部で作っている、雑誌『SIGHT』『SIGHT ART』では北野武の自伝インタビューを連載形式ですでに60回もシリーズで掲載中です。インタビュアーは渋谷陽一。それを数年ごとにまとめて、さらに単行本だけのインタビューも加えた最新刊が、この『やり残したこと』です。
もし『龍三と七人の子分たち』が「初めて観た北野武映画」だという方も、ぜひじっくりと読んでみてほしい。
CUTの北野武表紙号(5月号)はバックナンバーになってしまいましたが、こちらも書店などでご注文いただければ入手可能です!(松村)