岸本斉史(『NARUTO-ナルト-』作者)×KANA-BOON対談実現!
2015.07.14 16:27
KANA-BOONが『BORUTO-NARUTO THE MOVIE-』のために書き下ろした新曲“ダイバー”のスポット映像が公開されましたが、
7月18日発売のCUTでは岸本斉史先生とKANA-BOONの特別対談が実現しています。
『連載完結記念 岸本斉史 NARUTO-ナルト-展』の会場での、5人でのフォトセッションもありますので楽しみにしていてください。
以下、誌面に掲載している記事の紹介文です。
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KANA-BOONは、かつてテレビアニメ『NARUTO-ナルト-疾風伝』のオープニング・テーマとして“シルエット”を書き下ろし、ご存知の通り、それは彼らの重要な代表曲となっている。そんなKANA-BOONが再び『NARUTO-ナルト-』のアニメの主題歌を書き下ろした。そのアニメとは、『BORUTO-NARUTO THE MOVIE-』。作者の岸本斉史が連載を終了したあとに、ナルトの息子であるボルトを主人公にした物語として自ら脚本を書き下ろし、製作総指揮も務める――つまり、これまで15年にわたって自らのすべてを注ぎ込んで描き続けてきた物語を新時代へと繋ぐ映画である。そして、その主題歌を岸本斉史たっての希望により、再びKANA-BOONが手掛けることになり、誕生したのが“ダイバー”という曲である。
ナルトとボルトは、それぞれ抱えている葛藤の種類が違う。シンプルに言うなら、ボルトが抱えている葛藤には、現代を生きる若い人たちに、よりダイレクトに生々しく響くメッセージがある。ナルトに自らを投影してマンガを描き続けてきた岸本斉史が最後にボルトというキャラクターに託したもの。そしてナルトからたくさんのものを受け取ってきたKANA-BOONが歌にした等身大の葛藤。そのふたつが重なりあって生まれた名曲“ダイバー”誕生を機に対談が実現した。ちなみに、このCUTの対談が両者の初対面となった。
(古河)