何もかも自分たちで確かめながら自分たちの道を進んでいるから。
他の人にとってロックが何なのかは知らない。
でも俺たちにとってはこれがロックだ。
他の人にとってバンドがどういうものかは知らない。
でも俺たちにとってこれがバンドだ。
他の人にとってライブがどういうものかは知らない。
でも俺たちはライブをこうやるし、こうやって日本中をライブして廻る。
他の人にとって何が歌かは知らない。
でも俺にとってこれが歌だ。
他の人にとってステージから言葉を発することがどういうことかは知らない。
でも俺はこうやってステージから言葉を発する。
他の人にとって何が「恋」で何が「愛」で何が「好き」で何が「やりたい」なのかは知らない。
俺にとっても何がそれで、どれが何なのかよくわからない。
だから俺は「あの娘」のことを全部歌にしてステージで歌う。
他の人にとって何が生きることなのかは知らない。
でも俺はとにかく生きて、何を歌うかとかじゃなくて、このMy Hair is Badというバンドでステージに立って歌うだけ。
そんなことすべてが3人の立つステージから鳴らされていて、それがとてつもなくカッコよかった。
だから僕は、これがロックバンドだと思った。
時代を変えるなんてことは知らない、と彼らは言うかもしれない。
でも本物のロックバンドは時代を変えてしまう。
My Hair is Badはきっと時代を変えてしまうだろう。(古河)