MY FIRST STORYの日本武道館ワンマンを観て

MY FIRST STORYの日本武道館ワンマンを観て
2時間半の間にあまりにもいろいろな、しかもライブでこそ思いが正確に伝わることがあったステージであり、ここでそれを中途半端な文字数で綴るつもりはないのだが、ひとつ強く思ったのはHiroが宣言した通り、彼らは本当に5年後に東京ドームに立ってしまうのではないかということだった。

Hiroのあまりにも深い孤独は、もっともっと様々な形の音楽的エネルギーに形を変えて、もっともっと大きな物語を描くことを求めている。
そしてオーディエンスに「どうか力を貸して支えてほしい。その代わり、見たことのない場所に必ず連れていく」と語りかける正直さ。
「生きる」ことと「音楽をやること」があまりにも切実に直結しているから、彼らはオーディエンスに率直過ぎるほど率直であるしかないのだ。
でも、だからこそ彼らは、自分達と同じように強く「愛」を求める人たちの存在を力に変え続けて、その代わり、何度折れそうになっても何度でも立ち上がり、いつか約束の場所に僕らを連れていくような気がしてならないのだ。(古河)
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