“イケメン役者育成ゲーム『A3!』”の舞台化であるMANKAI STAGE『A3!』(=エーステ)。1月18日に開幕したAUTUMN 2020公演は、本日2月20日からいよいよ東京凱旋公演が上演される。発売中のCUT2020年3月号では、公演にあわせて秋組キャスト5人(摂津万里役・水江建太、兵頭十座役・中村太郎、七尾太一役・赤澤遼太郎、伏見 臣役・稲垣成弥、古市左京役・藤田 玲)が登場。本番間近の稽古場にて行われた座談会では、これまでを振り返りつつ、秋組単独公演となる最新作への想いが語られた。
秋組が初めて集結したのはAUTUMN & WINTER 2019公演。5人は稽古中も本番中も一緒に行動することが多かったと言う。そして、この公演を通して5人の間に強固なチームワークが生まれていった。
みんなでいるの、心地いいんですよね。自分は舞台経験が浅いのでこれが普通って思っちゃってたから……他の現場をいくつか経験して、改めてこうして秋組キャスト5人でずっといるって本当にすごいなぁ、恵まれてるんだなぁって感じてます(水江)
この5人じゃなきゃ僕は絶対乗り越えられなかったなって思います。役を引きずって途中でわけわかんなくなっちゃっても“戻る場所”じゃないですけど、役者の赤澤遼太郎が帰ってこれる場所があって。一緒にご飯に行くことでちゃんとリセットできたので、それは本当に救いでした(赤澤)
秋組単独公演へ向け深まっているのはキャスト陣の絆だけではない。それぞれが演じるキャラクターも変化・成長を続け、エーステの世界もますます深みを増している。公演中はとにかく楽しかったなぁ。でもすでに春組単独公演が発表されてたから「秋組も単独公演、あるだろうな。どうなるのかな」って、終わった安堵よりもこの先へ想いをつないでいく気持ちのほうが強かったです(稲垣)
(十座は)秋組単独公演は、自分から人の気持ちを変えに行くっていうシーンが多くなって。一個精神年齢を上げないといけないんですよね。ただただ必死にやってみんなに受けてもらうのを待つんじゃなく、意識してちゃんと自分から影響を与えられるようになっていかないと(中村)
5人の座談会に加え、「演じるキャラクターと似ている思う部分」「演じるキャラクターへの“愛のダメ出し”」などを訊くQ&Aアンケートも実施。“秋組愛”に溢れる回答は必見だ。さらにはキャラクタービジュアルでの撮り下ろしフォトも掲載! 公演の予習・復習に、ぜひ誌面から5人の熱い想いを感じ取ってほしい。これまでもいろんな劇中劇があったと思うんですけど、任侠モノだから、左京さんだから、秋組だからっていう持ち味だけじゃなく、今回は2.5次元舞台っていうジャンルの中からちょっとはみ出せるような条件が揃った(藤田)
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