9月23日にベストアルバム『Best Moment』をリリースする宇宙まおさんが、9月18日発売のCUT10月号に登場! さまざまな出会いを経て積み上げてきたキャリアを振り返りながら、8年間での変化や自身の表現についてじっくりとお話を伺いました。
キャリアのスタートから順を追うかたちで楽曲が収録されている今回のベスト盤。フードフェス「まんパク」のオフィシャルテーマソングとして制作された“夢みる二人”や、サッカーJ2・水戸ホーリーホックのオフィシャル応援ソング“無限の力”を制作した頃は、自分のためではなく誰かのために曲を作る機会が増えた時期と言えますが、当時のことをこう振り返ってくれました。
そうやって誰かに共有してもらうようなポップソングを生み出す一方で、内面に深く向き合った曲を書きソロの弾き語りライブにも挑戦するなど、自分自身と深く向き合う時期も。その揺れ動きについては次のように語っています。振り返ってみると、人間の可能性はひとつじゃないし、すべてを自分で決められるわけじゃない、ということをその頃に知って。自分の中には常に何本もの柱がある、という感覚を教えてくれたのは、この頃の曲なんじゃないかなと思います
本作には新曲“君に幸あれ”も収録され、これまでの楽曲を知る人にとっても新たに楽しめる一枚となっています。アルバムとともに、ぜひ誌面もチェックしていただけたら嬉しいです!(山田江里子)他者と共有できるポップソングを作りたい一方で、自分の内面とだけじっくり向き合っていたい気持ちもあって。そのバランスの中で揺れ動いてきただけなんですよね。内側にいる自分と、外側にアプローチしていく自分を行ったり来たりしているんです。こっちにいすぎると家に帰らなきゃ、って思うし、家にいすぎると外に出なきゃ、って思う。厄介なんですけど、そういう自分を信じているというか、一生このグルグルを続けて、死ぬんだろうなって
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