映画『 #花腐し 』で感じた、残酷で美しい人生の「香り」とは――綾野剛、10月19日発売のCUT11月号に登場です。

映画『 #花腐し 』で感じた、残酷で美しい人生の「香り」とは――綾野剛、10月19日発売のCUT11月号に登場です。

10月19日発売のCUT11月号に、綾野剛さんの撮り下ろし&インタビューを掲載しています!
今回お話を伺ったのは、11月10日に公開を控える映画『花腐し』について。『共喰い』や『福田村事件』などの脚本を手がけた荒井晴彦さんの監督4作目となる本作で、綾野さんは、何年も映画を撮れていないピンク映画の監督・栩谷を演じています。
欲望が映し出される場面も多くありながら、切なくまっすぐな愛の物語をどうとらえ、栩谷という人物をどう演じたのか。丁寧に言葉を探しながら語ってくれたインタビューはぜひ全文で読んでいただきたいところですが、ここではその一部抜粋してご紹介します。

「基本的に脚本は書き物だから、自由にやっていいんだよ」と監督は仰っていました。ただ、僕は『花腐し』の脚本に漂う、言葉以外でも匂いが湧き立つような生っぽさ、香りのようなものをなるべく損ないたくなかったんです。この一字一句をまっとうに、誠実に紡いでいきたいと思いながらやっていました


過去のさまざまな作品において、強烈な存在感を残してきた綾野さん。今回の栩谷という役では、「集中はしますが、どちらかというと感覚を剥き出すこととは真逆のことをしていました」と言います。

無感覚。触られても何も感じない。人に何を思われても構わないし、探られもしない。作品や役、演出によって、アプローチは変わります。(中略)『花腐し』は、おそらく人物に感情移入するよりは、静かに出来事を覗くような感じになるのではないかと思います。でも、どう感じるかは観てくださる方の自由ですし、作品に触れてみようとすることがすべてです。皆さんに届けたい作品がまたひとつ生まれたという事実だけがある、という想いです


他にも、『花腐し』での柄本佑さんやさとうほなみさんとの共演についてのエピソードや、真正面から作品と向き合い続けてきた綾野さんにとっての「鍛錬」についてなど、俳優・綾野剛の“今”を深く知ることができる、そんなインタビューです。
匂いや体温が伝わってきそうな、生っぽく、しかし湿度はない、そんな撮り下ろしフォトストーリーもお見逃しなく。CUT11月号は、10月19日(木)発売です。(山下茜)

CUT11月号は現在以下よりご予約可能です。

映画『 #花腐し 』で感じた、残酷で美しい人生の「香り」とは――綾野剛、10月19日発売のCUT11月号に登場です。
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