《KING GNU IS DEAD》──悲鳴にも似た音が響き渡り、ホラー的世界が広がる中で最初にこう歌われる。あまりにも強烈な始まりだ。
King Gnuの新曲“SO BAD”は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで開催される『ハロウィーン・ホラー・ナイト』の『ゾンビ・デ・ダンス』テーマソングとして書き下ろされたもの。「超超超超狂暴化」(USJ公式より引用)した大量のゾンビがストリートに発生するというイベントにあわせて、King Gnu史上最も凶悪でヘヴィな楽曲が完成した。そこに《KING GNU IS DEAD》という強い言葉を選んできたことに、様々な考えと感情が頭の中を巡った。いくらゾンビがテーマとはいえ、自分のバンドを「DEAD=死んだ」と言い放つことのインパクトは、相当デカい。(以下、本誌記事に続く)
文=矢島由佳子
(『ROCKIN'ON JAPAN』2025年10月号より抜粋)
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