spi、CUT6月号にインタビュー掲載。純粋な創造欲から生まれた作品『SINGULA』で見つけたクリエイティビティの本質とは?

spi、CUT6月号にインタビュー掲載。純粋な創造欲から生まれた作品『SINGULA』で見つけたクリエイティビティの本質とは?
CUT6月号に、spiさんが登場してくれています。

AI15体が「人間は滅ぶべきか否か」を討論する、全編英語のSF映画『SINGULA』。監督・堤幸彦さん、脚本・一ノ瀬京介さんの純粋な「創造欲」から生まれたたこの作品は、クラウドファンディングによって世界各国で上映され、現在日本でも公開中。本作でAI15体をひとりで演じきったspiさんは、2023年マドリード国際映画祭で外国語映画最優秀主演男優賞を受賞しました。今回CUTでは、論理的な役作り、栄誉ある賞を受賞したことへの思い、そしてクリエイティビティ溢れる現場で得た「作品創りの本質」について、たっぷりとお話を伺いました。
以下、インタビューから一部抜粋してご紹介いたします。

マドリードで受賞した時、最初は違和感がすごかったんです。「これ、俺の? 俺の力か?」みたいに実感が湧かなくて。もちろん「俺が獲ってやったぜ」というパフォーマンスも求められるからやりますけど。結局その夜はベッドの横にトロフィーを置いて寝転がって、なんとなくぼーっと考えてて(中略)――俺だけじゃない、今まで俺が生きてきた中で関わったすべてが今この結果に結びついたのかもしれないなあ、みんなで獲ったものなんだなあ、って思った時に初めて実感が湧いたんです。そういう意味でも、感謝しかないですよね

プロダクションがどうとかも大事かもしれないですけど、アートをやることもすごく大事で、モデルだったり俳優だったり、そのチームの一員として参加することがもともと大好きなんです。今回の『SINGULA』も、当初、堤さんはご自身の名前を出さずに自主制作映画としてやるつもりだというお話をされていて。つまり配給会社やタイアップが決まっていろんな劇場で公開されて俺も儲かって、というところからスタートしてないんです。俺はそれがすごい面白いなと思ったし、堤さんもわくわくしてて、一ノ瀬さんもいろんな野望を持っていて。この作品を日本で公開することで映画界に物申してる感じもすごい楽しい

読み応えのあるインタビューはもちろん、ロケで撮影したポートレートも掲載しています。撮影中、ここでこう撮りたい!というカメラマンからのオーダーに「OKです!」と快く応えてくださったspiさん。いい写真を撮るためにと協力的に参加してくださる姿を見て、インタビューでお話してくださったクリエイティビティへの愛を感じた編集部でした。オフショットでは自然な笑顔をお届け!
CUT6月号、発売中ですのでぜひチェックしてくださいね。(阿部文香)


CUT6月号は現在以下より購入可能です。

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