今日の取材・午前:大森立嗣監督


今日は取材の2本立て。

まず午前中は1月19日発売号で展開する、2011年の活躍にCUTが期待を寄せる人物たちをフィーチャーした特集の一環として大森立嗣監督に取材。
今年公開されたロードムービー『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』は、本当に心に染みまくるヒリヒリした作品だったけど、早くも来年の4月に長編3作目となる『まほろ駅前多田便利軒』が公開される。
1作目の『ゲルマニウムの夜』から『ケンタ〜』の公開まで4年以上の開きがあったことを考えると、このペースで大森監督の新作が観られるというだけでも嬉しいのだが、三浦しおんによる直木賞受賞作を原作を監督が脚本化した新作が、これまた素晴らしく見応えのある映画なんで、公開が待ち遠しい。
自分たちの居場所を求め、日本を横断する松田翔太と高良健吾が大フィーチャーされた前作と同様に、今作も瑛太と松田龍平と男性ペアが主演しているということで、どうしても比較されてしまうかもしれないけど、こちらは原作の作風のためでもあるが、ぜんぜん開けている。
簡単にまとめちゃうと、まさに新境地。
監督がよりパブリックな戦いに挑んでいることが、すぐに伝わってくる力作なのだ。

ということで、次の特集に向けてがっつり現在の心境について語ってもらいました。

公開時にもCUTで大きくフィーチャーする予定なんで、是非、楽しみにしてください。(内田亮)
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