気になる映画の音楽5:『ファイナル・デッドブリッジ』の“死の曲”

気になる映画の音楽5:『ファイナル・デッドブリッジ』の“死の曲”

シリーズ1作目ではジョン・デンバーの“ロッキー・マウンテン・ハイ”、そして2作目ではAC/DCの“ハイウェイ・トゥ・ヘル”が、“死”の訪れを示唆させる重要な役割を果たしていたが、3作目、4作目では採用されなかった(と記憶しているんだが)、この演出。
シリーズ5作目は久しぶりに“死の曲”が使われているから嬉しい。
ただ1作目では航空事故に繋がる曲(ジョン・デンバーは航空事故で亡くなった)、2作目では交通事故に繋がる“地獄行きの高速道路”が採用されてたんだけど、今作で使われているのはカンサスの“ダスト・イン・ザ・ウィンド”。
別に曲としては悪くないし、“死の曲”としての雰囲気もあるのだが、今回のオープニングの大事故となる橋の崩壊とどう関係するのかがよくわからないところが、ちょっと残念。
まあ、映画自体は良くも悪くも“いつもと同じ”なんで(http://ro69.jp/blog/cut/56863)、シリーズのファンは絶対に楽しめるはず。

ちなみについこの間、カンサスの来日公演があったらしい。渋谷陽一のこのブログ(http://ro69.jp/blog/shibuya/56898)で初めて知った。(内田亮)
CUT 編集部日記の最新記事
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする