気になる映画の音楽4:『ゲット・ラウド』から、ジャック・ホワイトの好きなバンド

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ジミー・ペイジとジ・エッジとジャック・ホワイトがエレクトリック・ギターについて存分に語るドキュメンタリーということで、音楽だらけの映画だってことは言うまでもないだろう。
ジミー・ペイジがCMソングをやってたころの音源とか、3人のエレキの天才によるザ・バンドの“ザ・ウェイト”の”アコギ”によるカバーとか、興味深い音楽がずっと鳴り響く映画なんだけど、それら“お宝映像”と同じぐらいドキっとさせられたのは、ジャック・ホワイトが自分の影響として紹介し、チョロっと流れるFlat Duo Jetsのライブ映像。
本当に一瞬しか流れないけど、彼らのガサツなガレージ・パンクは、まさにロックンロールならではのプリミティブなエネルギーに漲っていて、その一瞬にかなり持っていかれてしまった。
ホワイト・ストライプスのモデルとなったのもすごく納得できる。
90年代はジョン・スペンサーからはじまり、結構、当時のガレージ・パンク系を漁っていたんだけど、このバンドは完全に見逃していた。ありがとう、ジャック・ホワイト。ということで、アルバム『Go Go Harlem Baby』を早速買ってみました。

この間紹介した『スーパー!』のTsarもそうだけど(http://ro69.jp/blog/cut/56893)、こうやって映画を観て、つい琴線に触れる音楽を発見するのはいつでも楽しいし、映画自体に対するシンパシーも高まる。(内田亮)

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