BIGBANGは広がり続ける

BIGBANGは広がり続ける

昨日はBIGBANGのライブへ。
3月のソウル公演を皮切りに、日本国内のツアーを含めて世界12ヶ国24都市をまわっている「BIGBANG ALIVE TOUR 2012」が、来年1月についにファイナルを迎える。その前に日本で韓国アーティスト初の3大ドームツアーを敢行! ということで、昨日はその東京ドーム公演。

とにかく、5万5千人が集まった大会場を前にしてもBIGBANGの存在感はまったく色褪せなかった。それどころか、パフォーマンスは無駄がそぎ落とされ、エンターテイメントとして洗練されていたし、それと同時に、会場をひとつにする開かれたベクトルのパワーが漲っていた。
ド派手な特効や映像効果のこだわり&スケール感にも目を奪われたけど、なにより、生バンドを従えて極めてストイックに曲を畳み掛けていく、5人のアーティストとしての探究心と実力には有無を言わせぬ説得力があったし、もはや貫禄。かと思えば、アンコールではステージ上が収拾がつかなくなるまで自由奔放にはしゃぎまわる無邪気さは、ずるい。

MCでV.Iが、「4年前、隣のJCBホールで2000人の前でライブをしているとき、ドームではX JAPANがライブをしていたけど、今日は僕たちがドームのステージに立っています!」と感慨深げに語る姿に、このツアーでトータル80万人を動員し、世界規模でこれだけ人気が膨れ上がっている状況の中でも、自分たちの出発点を忘れることなく今も夢を追い続ける、彼らのピュアな気持ちに触れた気がして、グッときてしまった。
BIGBANG、最高でした。(中村)
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