朝の連続テレビ小説『あまちゃん』は、間違いなく日本のドラマ史に残る名作です。
今朝、終わった第22週『おらとママの潮騒のメモリー』までで15分×132回を放送。
これまで積み上げられてきたいくつもの物語。
春子と夏ばっぱの物語。
アキと、夏ばっぱをはじめとした「北の海女」の物語。
アキと鈴鹿ひろ美の物語。
アキとユイと種市先輩の物語。
アキと春子と正宗パパの物語。
アキとGMTと水口の物語。
そして春子と太巻と鈴鹿ひろ美の物語（太巻の「申し訳ない。春ちゃん」。泣いた…）などなど。
さまざまな宙づりになっていた思いを抱えた物語が見事に織り合わされ、この1週間で美しく報われていくのを感じました。

そして物語は、とうとう2011年3月11日を迎えています。
放送終了まで、あと１ヶ月。
『あまちゃん』は、日本の朝に何を語るのでしょうか。
僕たちは、どんな気持ちで1日を始めるのでしょうか。（古河）