昨日、ベネチア映画祭の現地で発表され、世界中を驚かせた、宮崎駿監督の長編映画の製作からの引退のニュース。一夜明けたが、まだ動揺が止まらない。毎回最後だと思ってるとインタヴューでは語られていたし、『風立ちぬ』は全身全霊のエネルギーが詰め込まれた凄まじい作品だった。
『崖の上のポニョ』で時代に追いつかれた、と語った宮崎監督が、その後いかにしてこの『風立ちぬ』に向かったのか。もうひとつの選択肢もあったという。記者会見は６日に開かれるという。色々なことが示唆されたCUTの３万字インタヴュー、その肉声をもう一度ひもといている。
（井上）