お叱りをいただきました

お叱りをいただきました

昨日の、「ゲイリー・ムーアのライブに行った」というブログに対して、
読者の方よりお叱りのメールをいただきました。

曰く。
僕は、「堪能したけど、これをどう書けば、このRO69の読者の皆様に
リーチするのか、糸口がつかめません」と書いたんだけど、
RO69を見ているのは、若いファンだけではないと。
自分も含め、30代〜40代も見ていると。

それに、前に僕は、マイケル・シェンカーのライブレポートで、
「今日、MUSEの武道館と同じ日なんだけど、ここにそのことを
意識している人は、自分しかいない」みたいなことを書いたんだけど、
それも違うと。
自分は、MUSEを気にしつつもマイケル・シェンカーに行ったし、その前の日は
エレカシの大阪厚生年金に行ったと。

そういうファンもいるんだから、世代を意識せず、正直なライブ評を書け、
というメールでした。

なるほど。そう言われると何もいえません。大変失礼いたしました。


ただしですね。

この方、ご自分のことを、
「御社の雑誌を数十年読み続けて、今やオンラインでの情報を
毎日チェックしているロックファン」と書いておられます。

ここがポイントです。
「RO社の雑誌を数十年読み続けていて、マイケル・シェンカーや
ゲイリー・ムーアが好き」方なわけですよね、この方は。
申し訳ないですが、それ、もんのすごい少数派だと思います。

なんでかというとですね。
80年代のロッキング・オンというのは、へヴィメタル・ハードロックに対して、
大変に冷たい雑誌だったのです。
とっても忌み嫌っていたのです。
渋谷陽一などは「へヴィメタルはゴミじゃ」という原稿を何度も書いて、
「あんな音楽聴いちゃダメ」キャンペーンを行っていたのです。

他のライターも、みんなそうだった。山崎洋一郎とか。
唯一、森内淳だけはへヴィメタ好きで、誌面で孤立無援の中、
そのへんのバンドたちの原稿を一生懸命書いていて、
もう砂漠のオアシスのように、夢中で読んだものです。

なのに、なんで俺はロッキング・オンを読んでいたんだろう。
読まなきゃいいじゃないか。今になると、本当にそう思います。

とにかく、そんなわけでですね、このRO69というよりも、
ロッキング・オンのメディア全体に関して、
「メタル好きが存在しない世界」という認識が、
思春期のトラウマとして、私には、拭いがたく染みついているわけなのです。
メタル好きなのにRO読者、というのは、森内淳と、
私と、このメールをくれたあなた、それくらいしかいないと。


という卑屈さが、私をこういう姿勢にさせるのでした。
ご理解いただければと思います。

そして、ゲイリー・ムーアのライブレポ、さっきアップしましたが、
はたしてこの方の参考になるかどうか、我ながらはなはだ疑問な内容です。

こちらです。
http://ro69.jp/live/detail/33753
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