アジカン「マジックディスク」

アジカン「マジックディスク」

前回の続き。ASIAN KUNG-FU GENERATION
「マジックディスク」
KSCL 1610-11(CD・DVD)
6月23日リリースってことは明日発売。つまり、今日、店着日でした。ちょっとこれ、驚くほどいい。
なんていえばいいんでしょうか。
えーと、適切な言い方ではないかもしれないが……
いや、「かもしれない」じゃない。
明らかに適切ではないが、これ、
解散したバンドのボーカルが、もしくは活動休止した
バンドのボーカルが、その次に作るソロ・アルバムだ。
本来なら。つまり、これまでの、そのバンドの音楽を作る方法や、
バンドそのもののありかたなどに限界を感じて、
でも自分は次に進みたくて、作ったアルバムだ。
本来なら。あるいは。たとえば、休止や活動はしていなくても、
新しいアルバムが出たら、いきなりホーンやストリングスが
いっぱい入っていて、いわゆるバンド・サウンドでは
なくなってる、っていうこと、あるでしょ。
そういうアルバムでもあると思います。
本来なら。さっきから「本来なら」って何度も書いているけど、
つまり、本来ならそうなのに、そうじゃないのだ。
解散も活動休止もしていない。
いきなりバンドサウンドじゃなくなったりも、していない。
いや、一部、ホーンとかストリングスとか入っているけど、
それらに乗っ取られてはいない。基本はバンド・サウンドだ。なのに、明らかに違うものになっている。
逆にいえば、本来(しつこいが)、バンドを解散させたり、
休止させたりして、そしてソロになったり、
新しいバンドを組んだりしなければ、できないはずのことを
やってしまっているアルバム。
というものだと思う。というわけで、びっくりしたのでした。
過去の作品で、最も、耐久使用度が高いと思う、これ。しかし、この曲たちを作れてしまったゴッチもびっくりだけど、
それに置いてけぼりを食ってないバンドにもびっくり。
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