こないだ、TOWER ONLINEを見ていて、こんなCDが出ることを知りました。
PINK『ゴールデン☆ベスト ULTIMATE』
WPCL-10987 WARNER MUSIC JAPAN
9月7日リリース
PINKっていっても、アメリカの女性シンガーではありません。
1983年にデビュー、1989年まで活動した、日本のロック・バンドです。
そのバンドの、新しく編纂されたベスト・アルバムが、今、出るということです。
福岡ユタカ(Vo)、岡野ハジメ(B)、矢壁アツノブ(Ds)、
ホッピー神山(Key)、渋谷ヒデヒロ(G・のちに脱退、2代目は逆井オサム)、
スティーヴ衛藤(パーカッション)、という編成のバンド。
スタジオ・ミュージシャン/セッション・ミュージシャンとして活躍していた
メンバーが集まった、いわゆる、スーパー・バンドみたいな存在でした。
ただ、私、当時、高校生~大学生ぐらいでしたが、正直、
そんなに熱心に聴いていたほうではありません。
“KEEP YOUR VIEW”という曲が、マクセルのCMソングで流れているのを聴いたり、
TVK『ミュートマジャパン』で流れるPVを観たりしていた、その程度だった。
ただ、メンバーの名前とか氏素性とかは、知っていた。なんでかというと、
当時、創刊されたばかりだったロッキング・オン・ジャパンに、
しょっちゅう載っていたからです。
というか、当時のジャパンって、日本のバンド数がまだ少なかったからなのか、
あと、自分たちの日本のロックに対する守備範囲が狭かったせいもあると思うが、
PINKに限らず、毎号おんなじアーティストばっかり載っていました。
RCとか。スライダーズとか。レッド・ウォーリアーズとか。
で。そんな僕の場合、気になりだしたのは、PINKが解散したあとだった。
メンバーそれぞれが、セッション・ミュージシャンとして……は、前からだけど、
プロデューサーとしてもすっごい活躍しはじめたからだ。
正しく言うと、解散前からそうだったんですが。
時代がバンドブームだったのもあって、特にホッピー神山と岡野ハジメの
ふたりは、とんでもない数の、バンド・プロデュースを手がけていた。
「あれ? もしかして、すごいバンドだったのでは?」
って、だからそうなんだけど、だんだんそういう認識になっていったわけです。
あと、当時、あれ京都会館第二ホールだったっけ、東京少年
(お若い方はご存知ないかと思うが、説明すると長くなるので省きます。
またいずれ書きます)のツアーを観に行ったら、ドラムが矢壁アツノブだったのも、憶えています。
そういえば、こないだホッピー神山のことを、ここでなんか書いた覚えがある。
なんだっけ。そうだ、鶴のライヴの時だ。
こちらです。http://ro69.jp/blog/hyogo/52877
で、話を戻すと、そんなふうに気になり始めて、大学を出る頃だったか、
遅ればせながら、アルバムをちゃんと聴いてみた。
正直、やっぱりよくわからなかった。
これ、バンドの問題ではなく、自分の問題です。
白状しますが、私、当時、自分の好みがはっきりしすぎていて、
すごく狭い範囲の音楽しか聴いていなかったので。
で、ついこないだ、中古盤屋でアナログを掘っていたら、
PINKの1stアルバム『PINK』を見つけて、安かったのもあって
買って聴いてみたら、「お! かっこいい!」となったのでした。
で、もっといろいろ聴きたいなあ、とか思っていたところに、
このベスト盤が出ると知った。という、タイムリーな話だったのでした。
昔よく聴いていたものの再発盤を買うとか、中古アナログを漁る、というのは
普通だけど、「昔聴いていなかったものを聴く」というのは、
自分的にちょっと珍しかったので、書いてみました。
だからどうした。と言われると、いいえなんでもありません、
と、答えるしかないですが。
とにかく、リリースを楽しみにしています。