今日のムダ話(腕組み編)

今日のムダ話(腕組み編)

本当にムダ話です。


なぜ有名ラーメン屋の店主は、写真に撮られる時、必ず腕を組むんでしょう。

私、これ、長年、疑問に思っていたんですが、料理本とか
グルメ本など、食い物関係の単行本を何冊も作っている
同業者の知人が、正解を教えてくれました。

「形が決まりやすいから」だそうです。

要は、ラーメン屋の店主は、本来は、モデルとかタレントとかと違って、
「写真を撮られるのも仕事」な職業ではないわけです。
モデルだと、普通に立っているだけで画になるんだけど、
素人がただ立っても、なかなか、フォルムがもたないと。
顔や体形のことではありません。立ち姿そのものの話です。

で、そういう時、腕を組むと、形になるというか、さまになるというか、
「これなら撮っても大丈夫」っていう画にしやすいらしいのです。

だから、ラーメン屋だけじゃなくて、料理人って、
腕を組んでる写真が多いでしょ?
パティシエとか、フレンチとかも。

と言われて、非常に納得しました。
ラーメン屋って「男気!」とか「頑固!」とか、そういうマッチョな
ノリのところが多いから、「腕を組むと強そうに見える」って
理由なのかな、という推測もしたんだけど、でも、それだと、
一見アンチマッチョな、ナヨッとした店主も腕を組んでたりするので、
その説明がつかないよなあ。と、思っていたので。

そういえば、小説家も多いですよね、腕を組んで写ってる人。
電車の中吊りや新聞広告、書店のポスターやポップなどでよく見ます。
カメラマンに言われるんでしょうね。
「ちょっと腕組んでみてもらえます?」とか。


上は、「そういえばこの本の表紙も腕、組んでるな」と
思い出して、貼りました。
小社刊、内田樹×高橋源一郎の大人気対談集「沈む日本を愛せますか?」。
撮影は建部裕之カメラマン。司会は渋谷陽一。編集は我々SIGHT編集部。
これを撮った時、誰が「腕を組んでみましょう」と言ったのかは、忘れました。
私は言ってないので、渋谷か建部くんのどっちかだと思います。
おふたりが、自発的に腕を組んで背中合わせになる、とは思えないので。

この本、詳しくは、こちらです。http://ro69.jp/product/book/detail/43479
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