メジャーデビューから1年、今年の夏はROCK IN JAPAN
FES.をはじめ、全国各地のイベントに出演していた植田真梨恵。約半年ぶり、東名阪、そして地元・福岡を巡るワンマンツアー「UTAUTAU
vol.2」の初日をO-EASTで観た!
「うたうたう」というツアータイトルの通り、歌を届けることを重視した今回のライヴ。序盤から、ハンドマイクでステージを端から端まで自由に歩き回って、お客さんひとりひとりと目を合わせながら歌いかける姿がとても印象的だった。曲によっては、ステージの袖に座って歌ったり、タオルを回したり、フロアにマイクを向けてお客さんに歌を預けることも。約2時間、ステージとフロアの垣根を越えて、とても濃く、かつあたたかいコミュニケーションが繰り広げられていた。
特に感動的だったのが、最新シングルの表題曲“わかんないのはいやだ”。彼女の楽曲のなかでは抜きん出てポップな曲だと思うのだが、ライヴで観るとますます素晴らしかった。みんなで「分かち合える」曲として、この日のライヴをしっかりと支えていた。きっとこの曲は彼女にとってもお客さんにとっても、大事な曲になっていくんだと思う。
今の植田真梨恵は、自己表現として歌う以上に、たくさんの人の想いや夢を背負って未来に向かって進んでいる。これからの成長も楽しみだ。(若田)
進化し続ける植田真梨恵。「UTAUTAU vol.2」ツアー初日を観た!
2015.10.05 12:42