FEVERにART-SCHOOLの4人が揃った! 喜びに満ちた一夜だった

FEVERにART-SCHOOLの4人が揃った! 喜びに満ちた一夜だった
ART-SCHOOL・木下理樹が3月に設立した主催レーベルWarszawa-Labelの初イベント、Warszawa-Label pre.
Kinoshita Night@新代田FEVERを観た!

2月、新木場STUDIO COASTでのライヴを最後に、活動休止していたART-SCHOOL。
2週間前に発表された、CDJでの活動再開――そして今日は久しぶりに、木下理樹、戸高賢史、中尾憲太郎、藤田勇、この4人が集うということで、フロアは開演前から期待で満ちあふれていた。

いよいよ「その時」が訪れる。ステージに1人ずつ登場していくと、会場からは大きな拍手と歓声。
1曲目、"Boy Meets Girl"のイントロが掻き鳴らされた瞬間、オーディエンスの4人の音が聴ける喜びが、そしてメンバーの4人で音が鳴らせる喜びが、一瞬でフロアに満ちていくのが分かった。
凄まじかった。
続いて、"水の中のナイフ"。
そこには、当たり前のようにART-SCHOOLの曲を演奏していく4人の姿があった。
あの日、COASTで木下理樹は「必ず戻ってくるということだけは言えます。待っててね」と、オーディエンスに再会を誓った。
その約束が果たされた瞬間だった。

3曲目を演奏し終わり、「まあ、もう隠してもしょうがないのかな。ART-SCHOOLです」と木下がはにかんだように言葉にすると、フロアからは「おかえりー!」という声。
温かな空気が広がる。
その後も演奏は進んでいき、なんと活動休止期間に作った新曲の中から2曲披露!
大事なものを慈しむようなとても優しい曲と、クリアなギターが温かく響き、光が差していくような開けた曲だった。

今までART-SCHOOLは、今にも壊れてしまいそうな危うさが、一瞬一瞬を生き抜けていく儚さが、圧倒的に美しいと思っていた。
しかし、前へ進むことを選んだ4人の、喜びに満ちた音は、希望を放つ姿は、今までで一番、本当に美しかった。

そして、2月に新木場STUDIO COASTでワンマンライヴをすることも発表!
「この日のために生きてきましたから。100%のART-SCHOOLが観れると思うので、ぜひきてください」と、木下は嬉しそうに言った。
活動休止前、最後のライヴを行ったあの場所から、ART-SCHOOLの新たな物語が、また始まっていく。

そして本日、COUNTDOWN JAPANのタイムテーブルも発表されている。
http://countdownjapan.jp

ART-SCHOOLは31日、GALAXYステージの大トリ!!
木下がそれを告げると、会場は大歓声の嵐だった。(中川)
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