2月の EX THEATER ROPPONGI公演でベースのテツが復活し、晴れて5人での活動を再開した彼ら。
まるで「メリーらしさ」を確かめるようにさまざまな企画を盛り込んだライヴも行ってきて、さらに全国ツアーも回ったおかげか、
5人がまっすぐにMERRYというバンドに向き合っていて、すごく自然で全力な、100%のMERRYがそこにいた。
特にガラの歌が自由で、やっぱり「メリーらしさ」の核はこの唯一無二の歌が全開で暴れまわってこそだな、と実感。
新旧の曲を織り交ぜたセットリストで、最初からトリプルアンコールのラスト１曲まで、大充実の２時間半だった。
15年経っても、相変わらず観客を驚かせることを仕掛けずにはいられないMERRY。書ききれないほどライヴ予定がステージ上から発表されていた。
これからもシーンに爪を立て続ける、一癖も二癖もある活動に期待だ。（後藤）
