TK from 凛として時雨のSignal to Noiseツアーファイナル@NHKホール。
バイオリン、鍵盤、ドラム、ベースを携えたお馴染みの5人編成。
映像とレーザーを駆使し、バキバキでカラフルな、多層的な異形のポップが、さらに高まっていた。
TKが美しいピアノを奏で、しっとりと歌い上げたかと思いきや、壮絶なギターソロに突入する圧巻の“like there is tomorrow”、
そして、文句なしのキラーチューン“unravel”の流れは特に震えた。
時雨にはないアンコールにて。
「もしこの会場と僕らに威圧されて、立ちたいけど立てないという人がいたら、どうぞ立ってください。次最後の曲なんで(笑)」
と茶目っ気たっぷりに言い、
みんなを立たせて最後は“Fantastic Magic”。
笑顔で小走りで手を振って去って行ったTK。
その何重にも練り上げられた複雑怪奇なポップがこの先どこまで行くのか、
時雨とも深い相互関係があるだけに、興味は尽きない。
12月22日にはアコースティックセットでのライブが予定されている。(小松)
TK from 凛として時雨、NHKホールでのツアーファイナルを観た
2016.11.27 20:44