ポルカドットスティングレイ、1stアルバム『全知全能』の本質に迫るインタビュー!

ポルカドットスティングレイ、1stアルバム『全知全能』の本質に迫るインタビュー!
ついに、ポルカドットスティングレイのメジャーデビューアルバム『全知全能』のリリース日が迫ってきました。
ライブや公式での告知などで、徐々にその内容が明らかになってきているこの頃ですが、発売日を首を長くして待っているファンも多いことでしょう。
一足先に全曲を聴かせてもらいましたが、おそらく皆さんが想像している以上の作品になっていると思います。

これまでのポルカの魅力とともに、新曲では新機軸と言えるような楽曲もあり、まさしく変幻自在。
すでにMVが公開になっている“レム”の抜けのよいキャッチーさに驚いた人も多いことでしょう。
でも、それ以上にグンと突き抜けたポップミュージックが収録されていたり、捻くれたスウィングとでも言いたくなるような新曲もあったり、もちろんエキセントリックなギターサウンドと、ファルセットからミックスボイス、そしてドスの効いた低音まで、表現力を増した雫(Vo・G)のボーカルにも注目してほしいです。
前作『大正義』を超えたスケール感に驚くはず。
これはまさしくメジャーでリリースされるべき作品だと思いました。

音源をリリースするたび、ライブをするたび、何かと話題を振りまいてくれるポルカですが、そこは、首謀者である雫の確固たる目論見があるからこそで、常にその先、
その次へと向かうプロセスシートを彼女は頭の中に描き、都度、変更・最適化しながら、より多くのリスナーが楽しめるものを、
間違いないタイミングで表現してきました。
そして、以前からインタビューで雫が語っていたことですが、今作を聴くにつけ、ポルカが「ロック」というジャンルにまるで固執していないことが、
より明確に伝わってきます。
では、ポルカは一体どんなバンドでありたいと思っているのか──。

今回また雫にインタビューをしてみて、さらにポルカドットスティングレイというバンドのユニークさが見えてきたし、メジャーデビューという1ステップを、実は誰よりも「大きな意味を持つこと」として受け止めていたのは雫なんじゃないのかなと、今はなんとなく思っています。
いや、こんな言い方をすると、「そんなシリアスなもんじゃないですよ」って笑って否定されそうですが(笑)。
でも、だからこそ胸を張って『全知全能』という、これ以上ない強いタイトルを付けられたんじゃないのかとも思うわけで──。
この雫へのインタビュー記事は、『ROCKIN’ON JAPAN』12月号に掲載されます。
これからのポルカを予測する上でも、なかなか読み応えのある記事になったと思うので、ぜひお見逃しなく。(杉浦美恵)
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