fhánaの3rdアルバム『World Atlas』リリースを機に、佐藤純一(Key・Cho)&towana(Vo)のふたりにインタビュー。
数多くのアニメ/ゲーム関連のタイアップ曲を手掛ける「アニソン名曲工房バンド」であると同時に、その表現世界には音楽の歴史を俯瞰する「縦軸」と、時代を分析し批評する「横軸」の視線が明確に存在しているし、文字通り音楽で「僕らが歩むべき世界」の地図を描くような最新アルバムはまさにその決定打だ。
前々作1st『Outside of Melancholy』〜前作2nd『What a Wonderful World Line』〜今作『World Atlas』という流れの中での「世界線」(パラレルワールド的な概念)を巡る文脈についてなど、1時間弱のインタビューで実に多岐にわたる話をしてくれたのだが、今回はJAPAN初登場ということで、対シーン的なバンドのスタンスの話に的を絞ってテキストを構成させていただいた。
ちなみに。
僕個人的には、佐藤にはかつてFLEETのアルバム『review』に関しての取材を、同じくJAPAN誌面掲載のインタビュー記事で担当させてもらった。
『review』のリリースが2007年12月なので、あれからもう10年以上が経っていることになる。
という話を聞いていたtowanaが彼にかけた一言「へぇー、しぶといねぇ!」が、この取材の爆笑ピークポイント。
内容面でのハイライトは、3月30日発売のJAPAN5月号の誌面でぜひご確認を。(高橋智樹)
fhána、JAPAN初登場! アニソン界席巻中の名曲工房バンドが描く「ポップの世界地図」とは?
2018.03.27 18:16