ORANGE RANGEのニューアルバム『ELEVEN PIECE』を改めて聴いて

ORANGE RANGEのニューアルバム『ELEVEN PIECE』を改めて聴いて
ニューアルバム『ELEVEN PIECE』を初めて聴いたとき、とにかく自由奔放な作品だと思った。

先週23日にマイナビBLITZ赤坂で行われたスペシャルライブでは、一足早くアルバム全曲が初披露された。
ゆるいMCを挟みながら、曲順通りに披露されていく11曲。
それを観て、やっぱりものすごく自由奔放だと思った。

ORANGE RANGE王道のポップソングから、クールなミクスチャーロック、ノイジーでシリアスなエレクトロロックに、壮大なバラードまで、11曲すべて全く別の方向へ、そしてその方向に全力で振り切っている。
その幅の大きさ、自由さが、ORANGE RANGEらしくて良いな、と感じるのだ。

7月発売の『ROCKIN'ON JAPAN』9月号で、NAOTOはこのアルバムの制作について、
「ただその曲を良くしよう、かっこよくしよう、かわいくしよう、楽しくしようっていうことを目指してやっているだけなんです」
と語っている。
非常に大きな音楽への愛情と、果てることのない音楽への探究心。
それこそがORANGE RANGEの自由さの所以であり、凄さだと思う。
いつの時代でも徹底してそれを行ってきたからこそ、常に最新のロックが鳴る。

『ELEVEN PIECE』は本日発売。
本当にORANGE RANGEらしい、良いアルバムです。(荒木)
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