今日のワンマンは周年ライブということで、コンセプチュアルなテーマではあったが、フロアを埋め尽くすファンとの信頼関係において成立させ、祝祭感あふれるムードを作り上げていた。
それでいて、「ロックバンド」としての説得力も感じずにはいられない。
ステージを縦横無尽に動き回り、アグレッシブな身振り手振りでアクションを起こす5人の姿は、14年間をともに駆け抜けてきた同志そのものだった。
ラストに語られたメンバーひとりひとりからのメッセージには、胸が熱くなった。
15周年の第1歩目を踏み出したA9。
今後も様々なアイデアで楽しませてくれるに違いない。(榮谷)