最新作『pink blue』が実はライブを強烈にイメージして作られたアルバムだということが実際にライブでその楽曲を体感してはじめてわかった。
新感触の緑黄色社会サウンドでありながら既に多くの人に愛されているアルバムだが、大きな声を出して、ステージから客席に送られるエネルギーと、客席からステージに送られるエネルギーの循環に身を投じると、その真価がわかる。
緑黄色社会がライブをすればするほど、このアルバムと僕らの相思相愛関係は深まっていく。
ライブが本領を発揮するこのタイミングだからこそ生まれるライブの新しい快感があることを確信して作られたのが『pink blue』だったのだろう。
たくさんの人にこのライブを体験してほしい。（古河晋）