そのメッセージとは、「生きるのクソヘタ」でもありのままの自分を受け入れ、時に孤独の穴ぼこに落ちたとしても、一日一日を懸命に生きていくということ。今日のライブでは、テレビやスマホの画面越しではないライブハウスという箱の中で、anoと私たちがそのメッセージを共有できていた。LIQUIDROOMにいた私たちが「生きててよかった」と思える空間が広がっていたし、ano自身も歌いながら同じ思いを抱えているようで、嬉しかった。
初披露された「大黒摩季ばりの」らららシンガロングのある新曲と、サビでキャッチーに突き抜けるエレクトロな新曲、どちらも最高で、リリースが楽しみ。(畑雄介)