4月3日、アルバム『AVEANTIN』でメジャーデビューを果たしたBREIMEN。
リード曲“ブレイクスルー”は間違いなくメジャーというステージで放たれてこそその効果を最大限発揮するような、彼らの中に確かな変革が起きていること実感させる1曲だ。
しかしそれは決して、メジャーだから開けたとか、ポップになったということとは一線を画していて、今作を通して彼らがブレイクスルーしたのは、メジャーシーンとの壁とか大衆音楽との壁なんかではなく、BREIMENという存在の内側、その最深部にある核を覆っていた薄い粘膜みたいなものだ。
BREIMENをBREIMENたらしめるために、自由を、孤独を、その歓喜を純度100%で届けるために必要だったその粘膜の内側には、音楽家としての矜持や覚悟、人間としての常識やモラルなんかが詰まっていて、それらをあえてぶち壊した今、新たなステージで再び自由を手に入れようとしている。
今回、「ROCKIN'ON JAPAN」では高木祥太(B・Vo)にインタビュー。
「自分的にはメジャーというよりはバンドの第2章みたいなイメージがある。そのタイミングにメジャーが重なる感じかな」──メジャーを決断した真意、さらには社会との距離、意識の変化など、飾らない言葉で語ってくれた。誌面で彼らの決してぶれない決意に触れてみてほしい。(橋本創)
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BREIMEN・高木祥太が語る、バンドの第2章と変革、社会へのアティチュードとは?──「ROCKIN'ON JAPAN」6月号に掲載!
2024.05.17 17:00