フロアの前方ではモッシュやダイブが起こることもあるけど、後方で拳を掲げて感情を露わにする人もいれば、bokula.の音楽を全身で受け止めることに集中してる人もいる。
この日はメンバーがかねてより対バンを熱望していたammoとのツーマンだったが、双方のお客さんが入り乱れるフロアでも、bokula.のライブはどう楽しんでもいいから、誰ひとりとして置いていくことはなかった。
そして、何よりも4人が率先して「自由」を体現していたライブだった。セトリもその場の流れにあわせて変えてみせたり、メンバー自らフロアに飛び込んでみせたり。「音楽はこうやって楽しむんだよ」って身をもって伝えてくれていた。
えい(G・Vo)が「曲を作ること以外は、なんにもできない」なんて話す場面もあったが、何よりも大切なことを教えてもらった気がした。
bokula.は今年の2月から47都道府県ツアーを回ってきた。その集大成となるファイナルが5月23日(土)Zepp DiverCityで行われる。この圧倒的な「自由」を現地でぜひ体感してほしい。(有本早季)
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