DOES@リキッド

DOES@リキッド

DOESツアーファイナルで初リキッド。ずっしり手応えのあるステージだった。重厚でエッジが効いてなおかつノリのいい『The World's Edge』の曲によって、ライヴ全体が強かにアグレッシブに進化していた。

前回のツアーでは、「歌」がくっきりと聴こえてきた。今回はスリーピースなりの独自のバンド・アンサンブルが立ち上がっていた。それによって“ステンレス”や“明日は来るのか”といった過去の曲がすごくカッコよく響いた。こんな変化が生々しく体験できるところがDOESの醍醐味でもあるのだ。

ワタルがMCで「今日は何の日か知ってる?」と聞くと、フロアから「太宰治の誕生日!(かつ命日でもあります)」という声が帰ってきた。「そりゃ大変だ。こうしちゃおれんね」と答えつつ、「6月19日は、ロックでいく日!」と叫んでいた。(井上)
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