タランティーノ新作

タランティーノ新作


JAPAN編集部、原稿〆切到来中の金曜日。

でも、やっぱりこれだけは!と思って観にいってしまった。タランティーノ新作『イングロリアス・バスターズ』プレミア試写会。

アメリカ南部訛りの荒くれ中尉に扮するブラピ率いるユダヤ人部隊が、ナチスを野球バットでぶっ飛ばしたり、頭の皮を剥いだり、ヒトラーたちをまとめて爆殺しようとしたり……します。

歴史も無視。映画の文法もぶっ壊す。そんなタランティーノ節が、過去最高に爆発している。
めちゃくちゃ面白かったけど、これが大ヒットしているアメリカって、やっぱりちょっとおかしいんじゃないか。そんなハードバイオレンス・コメディです、無理やり客観的に言ってしまえば。

ちなみに、どっかに出てたりしないかな〜と思っていたサミュエル・L・ジャクソンは、こっそりナレーションで参加していた。あと、『オースティン・パワーズ』のマイク・マイヤーズが、特にギャグを言うでもない連合国の将軍役で出演している。それから、エンドロールのスタントマンのクレジットには、前作『デス・プルーフ』で気合の入った車上スタントをかましていたゾーイ・ベルの名前もあった。もう一回観たら、まだまだ気づくネタがあるんじゃないか。

とりあえず、公開は11月20日なので、ずいぶん先のトピックですが。(松村)
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