もう丸一日たってしまったが、昨晩は赤坂ブリッツへ、pe'zmokuのライヴを観に行ってきた。
「pe'zmoku TOUR〜秋の夜長の大作戦〜」と名付けられたツアー最終日であり、pe'zmokuの活動休止前最後のライヴである。
いやぁ、本当に、熱かった。徹頭徹尾、彼らの演奏や歌声には活火山並みの熱気がほとばしっていた。
私を含め、このツアーが始まる直前まで観客やファンが最も気にしていたこと。それは間違いなく「suzumokuは大丈夫なのか?」ということだろう。3月のツアー直前に飛び込んできた「suzumoku、失踪」のニュースは、ファンにとっても、共にpe'zmokuとして活動してきたPE'Zのメンバーにとっても、あまりにも唐突かつショッキングだったからだ。
でももちろん、そんな心配はライヴが始まった瞬間に、無駄なものだったとわかったのだけれど。
PE'Zとsuzumokuでpe'zmoku。名前はなんだか足し算みたいだけど、彼らが一緒に奏でる時、その音楽は、9×9=81というかけ算みたいな爆発力がある。特にライヴ終盤の怒涛の勢いには圧倒された。“流星郡”“蒼白い街”“ギャロップ”……本当に名曲揃いで、しばばらくお蔵入りなんてやっぱり惜しすぎる、と思ってしまった。
いつかまた、聴ける日がくることを楽しみに待とう。
RO69のライヴレポートにも、詳しいレポートが載ってます。(福島)