毛皮のマリーズ・志磨、混迷と疾走と

毛皮のマリーズ・志磨、混迷と疾走と

NHK「BSデジタルどーも」のテーマソングを毛皮のマリーズが手がけることになった。週末から流れはじめているらしい。

と、話題がつきない毛皮のマリーズだが、初のメジャーシングル『メリー・ルー』が素晴らしい。

フレンチ・ポップの甘さと毛皮のざらついたロック・フレイヴァーが見事に合体、ピュアで中毒性をもった名曲。
ポップミュージクの核心部に突っ込んでいる。

一方、ライヴでおなじみの“コミック・ジェネレイション”は、バンドとリスナーをつなぐアンセムソングだ。


先日、JAPAN次号のインタヴューをしたのだが、これがかなり興味深いインタヴューとなった。

志磨はブログでしゃべれなくなった…と混乱していたし、
取材翌日にいきなり届いたJAPANの連載コラムもその戸惑いをつづっているし、
実際、2時間半もの大手術となったが、
それによって彼が抱えているジレンマや、毛皮のマリーズというバンドの構造のユニークさ、ロックというメディアとしての有効性がさらけ出されたと思う。

じっくり読んでほしい。

写真は、撮影時の風景より。
(井上)
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